フレッツ光の解約手順まとめ!違約金で困らないための3法則!
インターネット回線を契約している世帯は非常に多いです。
一昔前は、電話回線と共用のダイヤルアップ回線、電話回線から専用の線を使って使用時間によって請求金額が変わってくるISDN回線、電話回線を使って定額料金でインターネットをおこなうことができるADSL回線。
そして、高速通信をおこなうことができる光回線……と、インターネット回線は色んなものが登場してきました。
10年前までは「光回線は高いから、速度は遅いけどADSLで我慢している」という声が多く聞かれましたが、現在は光回線もかなり安く提供されています。
特にNTTが提供しているフレッツ光の契約数は群を抜いて多いです。
しかし……。
2015年からNTTは、フレッツ光に変わる商品「光コラボ」の提供をスタートさせました。
光コラボはフレッツ光と同じ回線を使いながら、問い合わせ窓口・請求が一本化するなどのメリットがあります。
当然、フレッツ光から光コラボへ乗り換える人も多いのが現状です。
そこで問題になってくるのが、フレッツ光の解約。
今回は、フレッツ光の解約手順や違約金で困らないための法則について詳しくご紹介してきます。
光コラボではなく他のインターネット回線に乗り換えようと思っている人も必見です!
目次
フレッツ光からの解約手順まとめ!
事前準備
フレッツ光は、NTTとプロバイダの2つを契約することでインターネットをおこなうことができます(プロバイダとはインターネットをするための入り口のこと。ヤフーやOCN、ビックローブなどがこれにあたります)。
そのため、フレッツ光を解約する時は、NTTだけでなくプロバイダへの連絡も必要になります。
これら2つに電話をかけて「解約する」という旨を伝えなければならないのですが、その時に必要になるのが「IDや契約時の情報」。契約した時の電話番号などを聞かれる可能性もありますから、電話をかける前に関係書類を手元に準備しておきましょう。
NTTとプロバイダにそれぞれ電話をする
まずはNTTへ解約の電話をします。0120-116-116へ電話をし、ガイダンスに従いましょう。ちなみに受付時間は午前9時から午後17時までとなっています。
プロバイダに関してはそれぞれのプロバイダの解約電話番号を調べて解約するようにしてください。
撤去工事もしくはモデムの返却
物件によって、どちらになるかは違ってきます。
撤去工事の時は大体30分から1時間程度の撤去工事が発生します。モデムの返却だけで済む場合は、解約キットというのがNTTから送られてきます。それにレンタルしていたモデムなどを詰め込んで送り返しましょう。
もっともっと割など適用条件によって変わってくる違約金!
解約手順についてはおわかり頂けたでしょうか。
この項目では、違約金についてご説明していきます。
違約金が発生するかどうかは、
・割引キャンペーンを適用しているかどうか
・契約年数
・2年自動更新の有無
などによって変わってきます。
ちなみに違約金の金額に関しては、
・NTT東日本か西日本か
・ファミリータイプかマンションタイプか
によって違いが生じます。
そして……違約金の支払いが生じるのはNTTだけじゃないのには要注意!
NTTへの違約金とは別に、場合によってはプロバイダへの違約金が発生することもあります。
それぞれ、どんなタイミングでどのくらい違約金がかかるのか、東日本と西日本に分けて説明しますね。
NTT東日本
・初期工事費割引キャンペーンを適用している場合
通常、東日本エリアの工事費用は18000円かかります。
このキャンペーンを適用すると、「初回3000円を支払ってもらって、後は毎月500円の分割支払いが可能」になります。
ただ、あくまでこのキャンペーンは「分割支払い」。工事費を無料にするというものではありませんから、契約して30ヶ月経たないうちに解約した場合は残金を一括で請求されます。
・にねん割
名前からわかるとおり、2年間フレッツ光を続けて使うというのを条件にした割引サービスです。
これを適用させていると、
ファミリータイプなら毎月700円、マンションタイプなら毎月100円が割引されるんです。
これは「2年自動更新制」のサービス。更新月と呼ばれる、2年に1回やってくる「契約をやめても違約金がかからない月」以外に契約を破棄した場合、違約金としてファミリータイプなら9500円、マンションタイプなら1500円かかってしまいます。
NTT西日本
・初期工事費割引
東日本と同じようなキャンペーンですが、違約金の金額が違います。
NTT西日本の場合、利用をスタートさせた月を1ヶ月と数えて15ヶ月以内に解約した場合、ファミリータイプなら19000円~20000円前後、マンションタイプなら5500円もしくは20000円がかかってきます(マンションタイプの違約金の額は物件によって違うので注意)。
16ヶ月目~24ヶ月以内の間に解約する場合はファミリータイプ10000円、マンションタイプが3000円もしくは10000円となっています。
・どーんと割、光もっともっと割
この2つのキャンペーンを適用すると、毎月1790円も安くなります。
しかも、2年経ったあとから8年目までの間はファミリータイプが毎年100円ずつ、マンションタイプなら毎年50円ずつが月額料金から割り引かれていくんです。
NTT東日本の「にねん割」と同じく、更新月に解約しなければ違約金が発生します(こちらのキャンペーンは2年後からは3年自動更新となります。ご注意ください)。
※違約金一覧
・1年目……10000円
・2年目……5000円
・3年目、6年目……30000円
・4年目、7年目……20000円
・5年目、8年目……10000円
・9年目~……10000円
違約金の明細はいつ発生するの!?
契約した時によって締め日が変わるため(月末以外にも、15日締めの人もいます)、請求書が届く日が若干左右することもありますが、最後に送られてくる請求書に違約金が加算されます。
違約金で困らないために・・
以上のことを踏まえた上で、違約金で困らないための3つの法則をお伝えします。
①更新月に解約手続きを取る
割引キャンペーンによって、2年自動更新になっている場合は、契約更新月のタイミングで解約するようにしましょう。
②光コラボなどを利用する場合は「転用手続き」をとる
基本的に、フレッツ光から光コラボへ転用(回線はそのままにして光コラボにすること)際は違約金がかかりません(※条件によってはかかることも。)。
キャンペーンを利用して乗り換える
③他社回線
auやケーブルテレビ、光コラボの回線に乗り換える時、キャッシュバックキャンペーンをおこなっているところを選んだり工事費が無料となるところを選んだりして、負担を減らしましょう。
最後にまとめ!
いかがだったでしょうか。なかなか自分の使用しているサービスが把握しづらいのもインターネット回線の特徴です。上記のことを意識してご自身のプランを一度見直してみれもいいのではないでしょうか。
では、楽しいインターネットライフを!
おすすめ記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。