光コラボレーション事業者一覧まとめと注意事項を徹底検証!
最近ネットの広告やなどで「光コラボレーション」「光コラボ」という文字を見かけたことはありませんか?
光コラボレーションとは、NTTのフレッツ光サービス(光回線インターネットサービス)の提供を、事業者を挟んでおこなうというものです。
インターネットの質が落ちるということはなく、docomoやSoftBankなどの事業者を挟むことでセット割(スマートフォンの使用料割引)が利用可能となり、料金がお得になるという仕組みになっています。
「どういうものなのかは何となくわかったけど、一体どういう事業者がいるの?」
「安くなるなら乗り換えたいけど、めんどくさくないの?」
そんな不安・疑問を持っている方のために、今回は光コラボレーション事業者の一覧と中事項を徹底的にまとめてみました!
目次
光コラボレーション事業者って!?
冒頭文でもお伝えしたとおり、光コラボレーション事業者とは、フレッツ光と契約者を結ぶ中継地のようなものです。光回線の高速スピードや品質は落ちることなく利用することができます。
光コラボレーション事業者を通して契約することにより、NTTと直接契約するよりも事業者ごとの独自サービスやキャンペーンなどを受けることができるため、契約者にとってメリットは非常に高いと言えます。
ちなみに、光コラボレーション事業者と契約するからと言って、特別な工事が発生したりすることはありませんのでその点はご安心を。
また、インターネットをおこなうためには、NTTインターネット回線だけでなく「プロバイダ」契約が必須です。そのため、これまではインターネットを利用する際に必要となる窓口がNTTとプロバイダの2つ必要な状態でした。
しかし、光コラボが生まれたことにより、NTT回線を光コラボレーション事業者がいったん買い取り、それを契約者に提供することになるため窓口が1本化することが可能となったんです。もちろん、請求書も1つにまとまります。
「インターネット使用料とプロバイダ料、別々に請求書が来るのめんどくさいなあ」と思っていた人には朗報ではないでしょうか。窓口払いにしている方なら、請求書が1つにまとまることで手数料も少し安くなりますよね。
光コラボレーション事業者を一挙にまとめてみた!
光コラボレーション事業者として登録されている事業者は100以上にものぼるため、今回は主要事業者について徹底的に調べてみました!
※料金は、マンションタイプも戸建てタイプもネットのみ契約時の料金を掲載しています※
OCN光
・提供元会社名
NTT OCN
・料金
戸建て:4600円~
マンション:3400円~
・契約ができるところ
電話、ネット、家電量販店など
・メリット
他事業者の月額料金と比較してもらうと一目瞭然なのですが、OCN光はかなり安い月額料金が強みです。キャッシュバックキャンペーンなどを展開している家電量販店などもあるようです。
また、モバイルセット割も適用可。
OCNモバイルONE――「どの携帯会社とも契約していないスマートフォンに専用のSIMカード(OCNモバイルONE)を挿すことでLTE通信をおこなうことができる」サービス。
OCN光に加入すれば、このサービスの利用料金がセット割で毎月200円割り引かれます。
・評判
電話窓口の対応などはかなり良いようです。
キャッシュバックキャンペーンについても大々的に展開している業者が多く存在するのも魅力的。また、昔からあるプロバイダ業者であることとNTTの系列業者なので、安心感があります。
ビックローブ光
・提供元会社名
ビックローブ
・料金
戸建て:5180円
マンション:4080円
・契約ができるところ
ネット、電話、家電量販店など
・メリット
月額料金がわかりやすく設定されています。また、メールアドレスがID1つにつき5個取得できるので、ビジネスシーン・プライベートシーンでメールアドレスを使い分けたい方には非常にオススメ。ちなみにIDは自分のID以外に家族会員IDとして4つのIDを取得することが可能です。
・評判
パソコンメーカーとして名が知れているNECから枝分かれしてできた会社であるビックローブ。300万人以上のプロバイダ会員を抱える大きな会社です。OCN同様、安定感はピカイチと言えるでしょう。
SoftBank光
・提供元会社名
SoftBank
・料金
戸建て:5200円~
マンション:3800円~
・契約することができるところ
ネット、電話、ソフトバンクショップ、家電量販店など
・メリット
iPhone・iPadやスマートフォン、携帯、タブレットなどを契約している方の場合はおうち割 光セットというサービスが使用可能です。
データ定額パック・大容量契約中……毎月2000円割引(3年目以降は毎月1008円割引)
データ定額パック・標準契約中……毎月1522円割引(3年目以降は毎月1008円割引)
データ定額パック・(3Gケータイ)契約中……毎月500円割引(3年目以降も継続)
※家族の携帯代金もそれぞれ割引が適用されるので、家族全員がSoftBankを利用中であれば乗り換えを検討しても良いかもしれません。
・評判
サポートセンターの対応がずさんという口コミがネットで散見されます。また、工事日についても延び延びになっている方も多いようです。
ドコモ光
・提供元会社名
NTTdocomo
・料金
戸建て:5200円~
マンション:4000円~
・契約することができるところ
電話、ドコモショップなど
・メリット
携帯会社がdocomoの方なら、「パケットパック」というセット割を使用することが可能です。お一人の場合、データMパックなら5000円/月が4200円/月(1000円割引)に。家族でシェアする場合はシェアパック30なら22500円/月が19500円/月(3000円割引)になります。
・評判
NTTdocomoが提供するということもあって、事前契約の段階からかなりの方々が申し込みをしていました。
しかし、docomo側の態勢が十分に整っていなかったこともあり、申し込みをしても開通しないという状態になっている方が大勢出てしまったのです。
現在は順次手続きを進めているようですが、サポートセンターへ電話しても中々繋がらないという口コミがネット上でも多くあがっていました。
光コラボレーションに関する注意事項がこれ!
ネットのサイトなどを見ると、メリットばかりにスポットライトが当てられていますが、当然注意点も存在します。
1、契約事務手数料が発生する
どの事業者で契約したとしても、3000円の事務手数料がかかります。
2、自動更新プランがある
それぞれの事業者は最低月額料金で利用したいのならば「2年自動更新プランに加入してください」と言ってきます。
「2年間加入しておけば良いっていうことでしょ?OK、OK」と気軽に契約を決めるのはちょっと待った!2年自動更新プランとは、24ヶ月目の1ヶ月間のみ解除料なしで解約する期間があるプランのこと。申し出がなければまた2年間契約が自動で継続されてしまうのです。途中で解約をした場合、携帯の解除料と同じく9000円~10000円ほどの解除料が発生してしまいます。
3、現在加入中のプロバイダの違約金がかかってくる可能性がある
どの程度の期間使っているか、どのプロバイダを使っているかで違ってきますが、現在利用中のプロバイダの解除料が発生する可能性があります(5000円程度)。
4.メールアドレスが変更になる可能性あり
光コラボ事業者と契約すると、現在使用しているメールアドレスが使えなくなる場合があります。たとえば、OCNを利用していた方がSoftBank光に乗り換える場合はOCNを解約することになりますから、OCNのメールアドレスが使えなくなってしまうのです。
どうしてもメールアドレスだけを残したい場合、プロバイダによってはメールアドレスのみ使えるプラン(月額300円~500円程度)を用意しているところもありますので、事前に電話にて問い合わせしてみても良いかもしれません。
2年以内に乗り換える場合は契約解除料や撤去工事などが発生することも
2年経った時にやって来る契約更新月以外に、他事業者へ乗り換えたりNTT東日本・西日本へ回線を戻す場合は解除料や撤去工事が必要になる可能性が高いです。
また、光コラボレーション事業者で新規取得した電話番号については引き継ぐことはできず、新しい電話番号を取得する必要が発生します。
最後にまとめ!
いかがだったでしょうか。
これまでもOCN光withフレッツ光など、請求が一本化することができるシステムはありました(ただし、OCNやNTTぷららなど、NTT傘下のプロバイダ限定でしたが……)。
ですが、問い合わせ先は2つというのは当たり前でした。
光コラボレーションはどの事業者で契約しても請求も問い合わせ先も一本化できるというのは、契約する方にとっては非常にメリットが大きいです。
私としても「タイミングが合うなら今すぐ光コラボを!」……と言いたいところなのですが、目先の特大キャンペーンだけを鵜呑みにして契約に踏み切るのはオススメしません。
じっくりと各事業者の状況や回線速度の口コミなどを見て回って、最適なタイミングで最適な事業者と契約を結ぶようにしましょう。
くれぐれも、訪問販売でやって来る「このマンションのインターネットが切り替わります」などという詐欺まがいの手口に引っかかることのなきよう!
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