光コラボレーションモデルとは 誰にでも分かりやすく解説した結果!
光コラボレーションモデルという言葉を聞いたことがありますか?
インターネット回線の契約方法の新しい形として注目を集めている光コラボレーションモデル。
今回は、そんな光コラボレーションモデルにスポットライトを当てて、わかりやすく解説していきたいと思います!
「めんどくさそうだ」と思って敬遠していた方も、これを機会に光コラボレーションモデルのことを知って、お得にインターネット回線の契約をしちゃいましょう!
光コラボレーションとは!?フレッツ光との違いを教えて
光コラボレーションとは、NTT東日本・西日本がおこなっているインターネットサービス・「フレッツ光」をNTTから権利を得た事業者が、契約者にお届けするというものです。
NTTから直接契約をしても、事業者を経由して契約しても、インターネットのスピードや品質はそのまま保てます。
「別にスピードや品質が変わらないなら、NTTと契約すれば良いじゃないか」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、フレッツ光と光コラボレーション(略して光コラボ)には明確な違いがあるんです。
それは「請求元や問い合わせ先が1つになる」「事業者ごとの独自キャンペーンを受けることができる」ということ。
フレッツ光をNTTで契約した場合、インターネットの大元はNTTとの契約になるのですが、インターネットに入るための入り口の役目を果たすプロバイダ業者は別契約になります。これまで、インターネットを契約したことのある方なら何となくわかると思いますが、プロバイダとはOCNやビックローブ、YAHOOなどのこと。これらのプロバイダと契約を結ばなければ、NTTとインターネット回線の契約をしたとしてもインターネットをおこなうことはできません。
要するに、フレッツ光をNTTと直接契約した場合は、NTT+プロバイダ、2つの会社と契約をしなければならないということです。なので、請求も別々に来ますし、何か問題が発生した際、プロバイダ側の問題なのか大元のNTT側の問題なのかを切り分けるためにどちらにも電話問い合わせをしなければならなかったりします。
それって、結構めんどくさいですよね。
しかし、光コラボは違います。事業者がNTTからフレッツ光を買い取り、契約者へ提供するというのが光コラボの仕組み。なので、問い合わせ担当も請求も提供している光コラボ事業者が請け負うことになります。契約者はNTTとは契約を結ばないので、事業者とだけやり取りをすれば良いわけです。
簡単に分かりやすく・・ プロバイダはどうなるの?
光コラボレーション契約を結ぶ場合、事業者と契約を交わすことになります。
それにともない、NTTやプロバイダとの直接契約はなくなり、光コラボレーションを提供している事業者が指定するプロバイダを使用することになります。
「OCN光」と契約するなら、OCNがプロバイダに、「ビックローブ光」ならビックローブがプロバイダになるわけです。
ちなみに、フレッツ光を契約している方が光コラボへ乗り換えをおこなう場合は現在契約しているプロバイダの解除を自分でおこなわなければなりません。この際、契約期間・契約しているオプションによっては違約金が発生することもあります。要注意!(違約金の金額ですが、大体5000円程度のところが多いです。詳しくは各プロバイダに問い合わせてみて下さい)。ただし、現在契約しているプロバイダのメールアドレスを使っている方は、プロバイダを解約するとメールアドレスが廃止となってしまうということは覚えておきましょう。メールアドレスは絶対に変更不可能、という方などは各プロバイダが取り扱っているメールアドレスのみを残すプランなどにプラン変更をするのも◎。
例えるならこんなイメージ!
長々と説明しましたが、光コラボレーションモデルのイメージ例を挙げます。
・製造元メーカーから直接購入するか、スーパーから買うか
この例が一番わかりやすいかもしれません。
この例にNTT東日本・西日本、光コラボレーション業者を当てはめると、製造元メーカー=NTT東日本・西日本、スーパー=光コラボレーション事業者となります。
スーパーではそれぞれ独自のキャンペーンやポイントサービスなどが展開されたりしますよね。それと同じように、光コラボレーション事業者もそれぞれ独自のサービス・キャンペーンを展開しており、製造元メーカー(NTT)で直接購入したらゲットできないサービス・キャンペーンを受けることができます。
ただ、この例えには1つの相違点があります。
通常、製造元メーカーで直接商品を購入した場合、仲介手数料がかからないのでスーパーより安く購入できます。しかし、光コラボはNTTと直接契約する場合と同じくらいの料金でネットを契約することが可能です。
そのため、「料金を安くしたい人は、光コラボ(スーパー)よりNTT東日本・西日本(製造元メーカー)と契約をした方が良い」という考えは当てはまりません。
光コラボレーションは契約者にとって非常にメリットが多いと言えるでしょう。
最後にまとめ!
いかがだったでしょうか。
光コラボレーションモデル、じわじわと浸透してきていますのでこれを機会に通常の契約から光コラボへ移行しても良いかもしれませんね。
ただし、光コラボにもデメリットは存在します。記事内でもご紹介したとおり、これまで利用していたプロバイダのメールアドレスが使えなくなるというデメリットの他にも、光コラボ事業者によってはインターネット開通までに時間がかかったり、窓口の対応があまり良くなかったりすることも。
光コラボレーションモデルに乗り換えを検討中の方は、光コラボレーション事業者ごとの口コミや料金などを吟味した上で契約するようにして下さい。
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