光コラボの勧誘で騙されたと思ったら試してほしい3つの対処方法
NTTかと思ったらよくわからない事業者にかえられてしまった。気づいたら転用させられてしまった。
こんなことありませんか?
今回は、光コラボの勧誘で騙されたと思った時の対処方法についてお話しようと思います。
光コラボの勧誘でお困りの方は必見ですよ!
目次
光コラボの勧誘で騙された!3つの対処方法
光コラボの勧誘では、相手を誤認させる表現を使い、光コラボの料金や違約金などの説明もいい加減で、強引に契約させてしまうケースが多数あります。こんな勧誘で騙された場合の対処方法をお話しますね。
転用承認番号を勧誘営業マンに教えていない場合
この段階でキャンセルするのは、比較的簡単です。まず、決して転用承認番号を勧誘営業マンに教えてはいけません。そして再度、勧誘営業マンから連絡があったら、契約をしない旨を相手に伝えます。
申し込んだけど、まだ契約書面が自宅に届いていない場合
光コラボにもクーリングオフに似た消費者保護制度があり、これを「初期契約解除制度」と言います。契約書面がまだ届いていない段階では、この「初期契約解除制度」により契約を解除することが出来ます。
方法は簡単で、申し込んだ光コラボ事業者に「初期契約解除制度により契約解除をする」旨の書面を光コラボ事業者に対して送付することによって違約金0円で契約解除が出来ます。
なお、送付の方法は普通郵便ではなく、相手先に届いたことが確認出来る配達証明郵便や特定記録郵便により送付しましょう。
〇〇株式会社〇〇光契約担当者 行
初期契約解除制度により契約を解除します。 ○契約者情報 郵便番号:000-0000 住所:〇〇県〇〇市〇〇丁目0-00号 氏名:光 太郎(ひかり たろう) 電話番号:0000-00-0000
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契約書面が自宅に届いて居る場合
この場合でも、「初期契約解除制度」により違約金0円で契約解除は出来るのですが、次のとおり有効期限がありますので、出来る限り早めの対応が必要となります。
<初期契約解除制度の有効期限>
- 契約書面の受領日を初日とする8日間が経過するまで
- 契約解除書面発送の期限は、有効期間中の消印で判断
〇〇株式会社〇〇光契約担当者 行
初期契約解除制度により契約を解除します。 ○ 契約者情報 郵便番号:000-0000 住所:〇〇県〇〇市〇〇丁目0-00号 氏名:光 太郎(ひかり たろう) 電話番号:0000-00-0000
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光コラボがもう開通済み!そんな時どうする!
光コラボがもう開通済みであっても、契約書面がまだ届いていない場合や、契約書面の受領日を初日として8日間が経過するまでであれば、「初期契約解除制度」により違約金0円で契約の解除が出来ます。
ただし、契約事務手数料や工事費用については、支払わなくてはなりませんので注意が必要です。
詳細については、次の項目でお話しますね。
初期契約解除制度は適用出来るけど事務手数料と工事費用が必要と言われた!
初期契約解除制度を適用し契約解除をすれば、違約金は0円で済みます。しかし、既に開通している場合、事務手数料や工事費用については、支払わなくてはなりません。
ただ、支払額には上限がありますので、実際に支払う金額は上限金額以内になります。
工事費用 | ・ 戸建て住宅に人員を派遣して行う工事 25,000円
・ 集合住宅等に人員を派遣して行う工事 23,000円 ・ その他の工事(人員派遣なし) 2,000円 ★土日・休日の場合は3,000円 夜間・深夜の場合は10,200円を加算可能 (人員無派遣の場合は加算不可) |
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事務手数料 | 3,000円 |
※「初期契約解除に伴う対価請求の上限額を定める告示(平成28年総務省告示第153号)の概要」から引用
(参考URL http://www.soumu.go.jp/main_content/000402245.pdf)
今後光回線契約における注意点
光回線契約における注意点についてまとめてみます。
<光回線契約における注意点>
- 勧誘電話や訪問販売では絶対に即決契約しない
- 営業マンが「NTT関係者」を名乗ってくる場合があるが、信用しないこと
- 勧誘電話や訪問販売がパソコンなどを操作させようとした場合、「転用承認番号」を聞き出し、勝手に契約させてしまう場合があるので、パソコンの操作など絶対にしない
- 家族や親が対応する場合は「○○が居ないので分かりません」など勧誘を断るルールを決めておく
- 迷惑電話を自動で着信拒否してくれる「迷惑電話防止対策機能」が付いている電話機を使用する(電話の販売価格:5,000円~20,000円程度)
- 光回線は勧誘ではなく、自分の利用目的に合うものを、自分で選択し、自分から申し込むようにする
まとめ
光コラボの勧誘で騙された時の対処方法についてお話してきましたが、勧誘電話による被害は跡を絶ちません。実際に筆者宅にも固定電話へ週に3~4回はインターネットの勧誘電話がかかってきます。そして、筆者宅には80歳を超える母親が同居しています。
筆者の場合、母親が電話に出てしまった場合は、筆者に電話をかわるか、私が居ない場合は「よく分かりません!」と言ってガチャ切りするように家庭内でルールを作って対応しています。それにしても、光コラボに限らず、迷惑電話が多くて困りますよね。
NTTでは、迷惑電話をかけてきた番号からの電話を拒否する「迷惑電話お断りサービス」というオプションもあるのですが、これだと、最低一回は迷惑電話を受けなくてはなりませんし、自分から着信拒否の登録をしなければならないという面倒な部分もあり、齢80を超える母に着信拒否登録の操作をさせるのも大変かと思っています。
そこで、筆者もそろそろ、自動で迷惑電話を着信拒否してくれる迷惑電話防止機能付きの電話を購入するか検討しているところです。なかなか減らない勧誘電話、なんとかスマートに対応したいものですね。
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