フレッツ光 転用するデメリットとメリットをまとめた結果が話題!
「今現在、フレッツ光を利用中であればスムーズに光コラボへ転用することができますよ!」
そんなことを言われたことはありませんか?
インターネットで光コラボのことを調べてみると、結構な確率で「フレッツ光から転用すると……」「転用するのはお得」というような文言と遭遇します。
しかし、そもそも「転用」とは何なのか。そこから躓いてしまっている人もいるのではないでしょうか。
私も初めて「フレッツ光からの転用~」という文章を見かけた際、「転用? 転用って、どういうこと?」と疑問が浮かびました。
そこで今回は、「フレッツ光の転用とは何なのか?」「転用することによって生じるメリットとデメリットとは何なのか」について詳しくご紹介していきます。
さらっと転用について流していた人は、衝撃を受けるかもしれません(良い意味でも悪い意味でも)。
フレッツ光から転用って何のこと?
フレッツ光から転用する、というのはフレッツ光を現在利用しているユーザーが、ソフトバンク光やドコモ光、ソネット光などの新しい光回線サービス(光コラボ)に乗り換えることを指します。
現在フレッツ光の回線がない人が光コラボに申し込んだ場合、立ち会い工事が発生するのですが、転用の場合は今ある回線を利用するため工事する必要がありません。
「それってすごく便利! すぐに転用しよう」と思った人もいるかもしれませんが、実はこのフレッツ光からの転用にはデメリットも存在します。
場合によっては、転用ではなくイチから契約し直した方が良いこともあるんです。
次の項目に、転用のメリットとデメリットについてまとめてみましたのでご覧下さい。
デメリットとメリットをまとめてみた!
○メリット
1.各光コラボの事業者がおこなっているオリジナルサービスを受けることができる
たとえば、ソフトバンク光やドコモ光は自社の携帯サービスを利用しているユーザーに対して、割引サービスを実施しています。ソネット光やニフティ光なんかもauスマートフォンと提携して料金の割引をおこなっています。
2.月額料金が安くなる!
全ての事業者に当てはまるわけではありませんが、フレッツ光から光コラボ事業者に転用すると月額料金が安くなることが大半です。
3.工事の必要なし
前項で述べたとおり、転用の場合は光回線の開通工事が必要ありません(事務手数料は必要)。
4.支払いは事業者にのみ!
フレッツ光だと、NTTとプロバイダにそれぞれ料金を支払う必要がありました。
しかし、光コラボに転用すれば料金の請求は事業者がおこないます。なので支払いを一本化することが可能となります(回線とプロバイダが別になる事業者は別。ドコモ光は色んなプロバイダの中から好きなプロバイダを選ぶことが可能ですが、支払いはドコモからのみになります)。
5.問い合わせ窓口が1つ!
支払いと一緒で、フレッツ光の時のように問い合わせ先がNTTとプロバイダの2つある、という状況には陥りません。何かあれば光コラボ事業者へ問い合わせれば◎。
○デメリット
1.窓口に電話をかけても繋がりにくい
光コラボ事業者によっては、サポートセンターへの電話が繋がりにくいこともあります。
サービス開始当初は問い合わせ数も半端なかったようで、「全く繋がらない」「ずっと待ってたけど勝手に切れた」などの口コミがネット上に掲載されていました。
現在は少し落ち着いてはいるようですが、事業者によってはまだ繋がりにくいところもあるようです。
緊急を要する相談の場合、待たされてしまってイライラしてしまうかもしれません。
2.通信速度が落ちる?
フレッツ光と同じ光回線を利用しているはずの光コラボですが、通信速度が落ちてしまうこともあるようです。
どうして速度が低下するかについては明らかにされていませんが、フレッツ光もプロバイダによって通信速度が違ったりしていました。プロバイダ側のバックボーンが関係している可能性があります。
3.再びフレッツ光に戻したり、他の事業者へ移ることはできない
「やっぱりやーめた」と思っても、光コラボへいったん転用が完了してしまうとフレッツ光に戻したり他事業者へ移ることは簡単にできません。
一度解約してから新規契約をすることになります。
解約金も発生してしまいますし、かなりの損を被ってしまいます。
4.工事費用が発生することもある
基本的に転用の場合、工事費は無料です。しかし、場合によってはかかることもあります。
どういった時に工事費が発生するかというと、「配線方式が変わる場合」です。
フレッツ光のマンションタイプには「VDSL方式」「ひかり配線方式」といった配線方式があります。
前者はマンションの共用部分までは光回線ですが部屋に配線を引き込む際は電話回線(VDSL)を利用するというもの。
現在利用しているのがVDSL方式で、光コラボの申し込みはひかり配線方式だった場合は、工事費が発生します。
他にはハイスピードタイプを光コラボに速度変更する場合も費用がかかってしまうことがありますのでご注意下さい。
5.悪質な勧誘業者がいる
光コラボに乗り換えさせることで、インセンティブ(お金)をもらっている訪問販売業者が出回っています。
本来は必要じゃないオプションの申し込みをさせたり、「予約です」と言いながら申し込みを進めたりするところも。
結局フレッツ光がいい?転用して光コラボがいい?
携帯の割引などのメリットを考えると、光コラボへの転用はオススメです。
サポートセンターの電話が繋がりにくいということは、電話をかける時間帯を工夫することで少しは緩和することができますよ(土日祝明けは避けるなど)。
これからフレッツ光のサービスが停止してしまうという話は出てきていないので、割引サービスなどが適用にならない人は無理に転用する必要はないと言えるでしょう。
最後にまとめ
いかがだったでしょうか。
工事費用なしで月額料金が安くなった上、事業者が展開している独自サービスを受けられるフレッツ光からの転用。
デメリットもありますが、メリットはかなり大きいと言えます。
ただし、インターネットの速度が最重要項目だという人は、口コミなどを参考にして光コラボ事業者を厳選した方が良いかもしれません。
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