一人暮らしのインターネットはWi-Fi?光回線?徹底比較した結果!
もうすぐ春ですね。一人暮らしをスタートさせる方も多いはずです。
インターネット回線の準備はOKですか?
「ネットはスマートフォンで済ませるから」という人もいるかもしれません。しかし、それには落とし穴が。スマートフォンのインターネットスピードは、一定量を使用すると制限がかかってしまい遅くなってしまうんです。
「動画や音楽を思う存分楽しみたい」
「慣れないところに引っ越すから、マップアプリで大量に通信をするかもしれない」
そんな人はインターネット環境を別に準備するのが◎。
そこで今回は、一人暮らしでインターネット環境を整えるならどれが良いのか?メリット・デメリットはどのようなものがあるのか?などについて詳しくご紹介していきます。
目次
マンション(一人暮らし)のネットの種類はどんなものがある!?
マンションで使うことができるネットには大きく分けて、
・光回線
・wifi
・テザリング
の3つがあります。
それぞれの大きな特徴について簡単に述べますね。
光回線は、光ファイバーを通して高速でネットをおこなえます。
Wifiは、ルーターと呼ばれる手のひらサイズの機械を利用し、携帯のように電波を通してネット環境を作り上げて家の中でも外でもネットをおこなうことができます。
テザリングはスマートフォン(全てではありません)についているオプション機能で、パソコンやゲーム機などのネット環境を整えることができます。
「スマートフォンのテザリング機能を使うのが、一番経済的で良いんじゃないの?」
そんな声が聞こえてきそうです。
しかし、冒頭でも述べましたがスマートフォンには一定の通信量を超えるとネットスピードが遅くなってしまうという致命的なデメリットがあります。
しかもスマートフォンのみの通信料で計算するのではなく、テザリングにて使用した通信量も合算してしまうから厄介です。
筆者も試しにテザリングを使ってパソコンにてネットサーフィン、YouTube動画の閲覧などを毎日のようにおこなったことがありますが、通信制限がかかってしまってガクンとスマートフォンのネット通信が遅くなってしまいました。
同じ酔うな経験をさせた方も意外の多いのではないでしょうか!
家の中でネットをする分にはネット回線を契約していたので無線LANにて通信をおこなうから平気でしたが、外へ出て何か調べるとき、そして地図アプリを使用した時などはすごく通信に時間がかかってしまってイライラしてしまいました。
そのようなこともあり、この記事では「光回線」と「wifi」の2つについて述べていきます(ちなみに、パソコンで動画を観たり、音楽を再生したりゲーム機でオンライン対戦などをしないという人にはテザリングもオススメだったりします)。
結局何がいいの?wifi?光回線?メリットとデメリット
wifiと光回線にはそれぞれメリットとデメリットが存在します。
wifiのメリット
携帯の契約と同じような流れで即日開通が可能です。
ルーターはすぐに受け取ることができますから、工事も必要ありませんし契約したその日からインターネットを楽しむことができます。
また、光回線などの固定回線とは違って家の中だけでなく外へも持ち運びできて使えるのが魅力です。
そして、引っ越しすることになったとしても面倒くさい手続きは不要なので、バタバタしている方には最適と言えるでしょう。
wifiのデメリット
電波を受信してネット回線を構築するため、速度はその地域によって違ってくるという難点があります。
また、直線的な電波ですから窓際では安定したネット通信をおこなえたとしても、窓際から離れたところではうまく繋がらないということも(対処法としては、ルーターを窓際に置いておく方法があります。ルーターがある部屋とは別の部屋でネットをおこなう場合はドアを開け放しておくと良いでしょう)。
そして、光回線よりも速度は落ちます。これはルーターを介して通信をおこなうため、致し方ないことと言えます。
そして最大のデメリット。それは、一定の通信量を超えるとテザリングと同じように通信制限がかかってしまうことです。アプリゲームやオンラインゲーム、かなりの量の動画を観るという方はこの制限に引っかかってしまう恐れがあります。ただ、テザリングのようにスマートフォンへ影響があるわけではありません。あくまで、wifiを利用した際の通信制限です。
屋内・屋外問わず使いたい方、アプリゲームやオンラインゲーム、動画の閲覧などはあまりおこなわない方、工事に立ち会うなどの手続きが面倒くさい方はwifiが便利です。
では、続いて光回線についてです。
光回線のメリット
光回線は光ファイバーというものを利用して通信をおこないます。マンションに導入されているため通信速度が非常に安定しているのが特徴です。
大容量の音楽・動画をDLする方やオンラインゲームをする方、スマートフォンやタブレット、パソコンなど複数台の機械をネット接続する場合でもwifiに比べてスピードが出ます。
光回線のデメリット
Wifiと違って、屋内でのみしか使えません。
そして、契約をしたその日からすぐにネットが使うことは不可能です。何故なら、光回線には開通工事が必要になるからです。まれに「部屋にあるLANポートへLANケーブルを差し込めば、工事不要でネット開通が可能です」というマンションもありますが、そこも即日開通ができるというわけはなく。
契約をしてから工事日まで、2週間から1ヶ月程度かかります。引っ越しシーズンは光回線を新規契約する方も多いですから、待たされることもあります(ちなみに、午前中・午後など、3時間ほどの区切りで工事の時間を指定することになるため、「引っ越し当日の14時から15時の間に来てくれ」という細かい指定はできない可能性が高いです。)。
また、光回線を導入していないマンションでは使えないという致命的なデメリットも。
屋内の利用がメインだという方・大容量の音楽・データ通信をおこなう方・ゲームをかなりやる方などがは、光回線向きです。
どんな使い方をするかによってどちらのネット回線を利用した方が良いかは変わってきます。
「外でネットをするか」
「動画など大量の通信をおこなうことが多いか」
など、自分がやりたいことをよく考えた上でどちらを契約するか決めましょう。
wifiならおすすめは・・・これ!
Wifiと言えばWiMAXがオススメです。
Wifiには速度制限がかかると前項で書きましたが、WiMAXも例に漏れず3日間3GBを超える通信をおこなうと速度制限がかかります。700KBまで通信速度が落ちるんです。ですが、他のwifiの速度制限なども同じようなものですし、月額料金やエリア、そしてスピードなどを鑑みるにWiMAXが一番オススメと言えます。
WiMAX2+などは光回線並みのスピードが出るということで非常に人気を博しています。下りの最大スピードは220Mpsなので、動画もかなりスムーズに再生することができるでしょう(提供エリアによっては110Mpsまでしかスピードが出ないところもあり)。
光回線ならおすすめは・・・これ!
光回線のオススメは、フレッツ光とauひかりです。
月額料金はほとんど変わらない光回線。ですが、フレッツ光は導入マンションが多いこと、そして加入した際のキャンペーン(キャッシュバックなど)が大きいことで知られています。
そしてauひかり。こちらはフレッツ光よりも導入している物件の数は落ちますが、auのスマートフォン・タブレットを使っている方であれば、500円で引くことができる固定電話も契約すれば、auスマートバリューと呼ばれるセット割が適用されて携帯の月額料金が安くなります(機種によって割引率は違ってきますが、データ定額10・13の場合は最大2年間毎月2000円割引。データ定額5・8、LTEフラットの場合は最大2年間毎月1410円割引※どのプランの場合でも3年目以降は毎月934円割引となります)。
総合比較してみた!ぜひ参考に!
◇料金
Wifi(WiMAX)……約3500円
光回線(auひかり)……約4000円
◇速度
Wifi(WiMAX)……電波状況やエリア、屋外か屋内かによる
光回線(auひかり)……安定したスピードが出る
◇利用可能な場所
Wifi(WiMAX)……屋外でも利用可能
光回線(auひかり)……屋内のみ
◇契約期間
Wifi(WiMAX)……2年自動更新
光回線(auひかり)……2年自動更新※以前までは2年経てばいつ解約しても解約金などは発生しませんでしたが、近頃は2年自動更新の光回線が多いです。ご注意を。
◇速度制限
Wifi(WiMAX)……あり(3日で3GB以上使用すると制限がかかる)
光回線(auひかり)……なし
最後にまとめ!
いかがでしょうか。
以前までは光回線は2年間契約を継続しさえすれば、解約しても違約金がかかることはありませんでした。しかし、最近は事情が違っています。なので、もし2年以上経って引っ越すときに「利用している光回線が使えないマンション」に引っ越す場合、違約金を支払わなければなりません(光回線が使用可能なマンションで、移転手続きをして継続利用できるなら違約金は発生しません)。
よって、外で利用したい人やフレッツ光などの光回線が導入されていないマンションへ住む人、2年以内に実家へ帰る・もしくは光回線が利用できない地域へ引っ越す可能性がある人はwifiを選ぶのが良いと言えるでしょう。
ただし、wifiには速度制限がある&エリアによっては使えないところもあるのでご注意を。
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